東洋製罐株式会社
宣言年月日:2006/12/22
ダイエット宣言(2006/12/22)と活動結果の報告(2008/04/28)
ダイエット宣言1
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- <容器包装関連業界の自主行動計画の順守>
軽量化を進める上では、強度などの性能を保持しながら、成形法、形状の検討等、今後も新規技術の開発により軽量化を推進していきます。容器包装関連業界の自主行動計画では、2004年度に対して2010年度までにスチール缶で2%、アルミ缶で1%、PETボトルおよびプラスチック容器で3%の重量削減を目指しています。
結果報告
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東洋製罐では、2006年度は2004年度に対してスチール缶全体で0.6%、PETボトル全体では1.1%の重量削減を達成いたしました。
2010年度の目標達成に向けて、引き続き削減努力を継続します。
ダイエット宣言2
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- <缶・PETボトルの更なる軽量化>
東洋製罐では上記自主行動計画の目標値を超える軽量化を目指します。例えばスチール缶ではTULC等の軽量容器への転換推進、および生産数量の多い特定の缶型(TULC200g等)の大幅な軽量化を目指します。PETボトルでは強度を向上させる製品設計や、製造方法の改善により軽量化を進めます。
結果報告
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例えば、スチール缶のメイン商品であるTULC(タルク)200gは2004年度に対して重量を6%削減できる技術を確立しました。
今後普及に努めたいと思います。
また、耐熱900mlPETボトルでは2006年度実績で8%の重量削減を達成いたしました。
ダイエット宣言3
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- <再生PET樹脂の利用>
近年消費の増加が著しいPETボトルの再生品利用に早くから取り組んでいます。生産資材として再生PET樹脂を台所洗剤ボトルや大型PETボトルの取っ手に使用しています。今後も、中間層に再生材を用いる多層化技術等の開発を行い、再生PET樹脂の用途拡大を図ります。また、製品梱包用に従来のPPバンドの代替として再生PETバンドの採用を拡大していきます。
結果報告
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PPバンドから再生PETバンドへの切り替えは、ほぼ達成いたしました。
また、再生PET樹脂を台所洗剤ボトルや大型PETボトルの取っ手に使用する案件も継続的に推進しております。
これまでの取り組み(~2006/12/22)
- <環境配慮型金属缶TULC>
TULC(タルク)はポリエステルフィルムをラミネートした鋼板を使用し、当社独自の成形方法により作られるスチール缶です。製缶時に潤滑剤を使わないため水を使用せず、二酸化炭素や固形廃棄物の発生量を大幅に削減するなど環境との調和を考慮し開発された容器です。白い缶底が特徴です。また、TULCの技術をアルミ缶に適用したaTULCを開発しました。
- <缶の軽量化>
東洋製罐では以前から省資源の観点からリデュースを意識し、容器の軽量化に努めてまいりました。例えば350mlのスチール缶とアルミ缶ではここ20年で缶重量を20~30%削減しました。特にスチール缶では容器の成形方法の変遷とともに重量を削減し、30~40年前の3ピース缶の時代よりも70%軽量化しました。
- <PETボトルの軽量化>
PETボトルは容器性能を保持しながら、容器設計や成形技術の改良により樹脂量を減らし、ボトル重量を継続的に削減してきました。特に耐熱用500mlのボトルでは、従来のボトルに比べてここ10年で25%削減を達成しました。
企業情報
- 企業名
- 東洋製罐株式会社
- 公式サイト
- http://www.toyo-seikan.co.jp/
- 本社所在
- 東京都品川区東五反田2-18-1
- 業種
- その他の事業
- 事業者種類
- 特定容器製造等事業者
- 取扱容器
- その他の容器包装、アルミ缶、スチール缶、プラスチック製容器包装、ペットボトル
- 業務内容
- 金属、プラスチックとそれらの複合材料を素材とした包装容器の製造・販売、食品関連機械、包装システムの販売および技術サービス
最終更新日:2008/12/08